ナチュラルカントリーの家

どこにいるより家が好き。早く帰りたい家になった。 この眺めのよさと開放感。
ついつい、家にいたくなります。

家は子どもを育てる大事な空間。でも考えてみると、一緒に過ごせるのは高校を卒業するまでの18年間と意外に短いかもしれない。だから少しでも早く家を建てたいと思っていました。2人目が生まれるのをきっかけに実現した、ぼくら家族4人の家づくりです。家は3回建てないとーと、よく言われるけれど、どうにか1回でいちばんよい家を建てたいというのが、私たちの目標でした。
そこで、家を建てる前に、どういう家が理想か。「できる、できない」にかかわらず、まず、自分たちの「こうしたい」という夢や希望をできるだけたくさん出し合って「わが家の仕様書」をつくってみることにしました。システム開発をしているぼくの得意分野です。すると、出るわ出るわ、なんと100項目以上にも。それをベースに妻と「ビッグな希望」「よくばりな希望」「どうしても譲れない希望」に仕分けして調整し、酒井建設さんにお願いしました。
最初は担当の中岡さんの人柄の良さに惹かれたのですが、現場や大工さんたち、みんなのチームワークもとてもよく、建てている時も建てた後もその信頼感は揺るぎません。
それが暮らし始めて1年半が経っても、「ああすればよかった」と思わない家、後悔がひとつもない家になった理由だと思っています。思いを込めてつくった家。どこにいるより家が好きだし、家に早く帰りたいと思うようになりました。

こだわりのポイント

リビングイン階段のあかりとりも
兼ねた小窓付きのキッズスペース

リビングイン階段は絶対条件。うちは直線ではなく、途中に踊り場がある折り返し階段なので下まで落ちません。その階段を上りながら見えるのが小窓付きのこども部屋。今は娘のプレイルームとして使っています。うちは全体的にそつがなく、決まりきった間取りになっているので、どこかに遊び心を出したかったし、子どもがここから覗けたら面白いよねと、担当の中岡さんに相談してみたら、あかり採りも兼ねたこんなにすてきな小窓になりました。ちょうどキッチンからも見えるので安心。でも、娘が大きくなったらカーテンが貼られることになるのかなあ。

子どもはのびのび。
親はがみがみ言わなくていい。
ぐるぐるまわれる動線です。

玄関?リビング?キッチン?玄関と、ぐるぐるまわれる便利でたのしい家事動線は、小さな子どたちにとっては楽しい子育て動線。
毎日、ぐるぐる、のびのび走りまわったり、鬼ごっこをしています。今までアパート暮らしだったので、お隣りや階下の人に迷惑をかけてはいけないから「走っちゃダメ」とよく叱っていましたが、もうガミガミ言わなくていい。ぼくたち親も子ども気持ちにもゆとりが出て来ました。忙しい妻は、ぐるぐる回れる動線は時短にもなると言っています。

キッチンと洗面所に名古屋モザイクのアートタイル

うちは白と茶色を基調としたナチュラルカントリーのほんわかした家なので、どこか一部にカラフルなモノを取り入れたいと思っていました。そこで選んだのが、アイランドキッチンと洗面所に「名古屋モザイク」のアートタイル。名古屋にある輸入タイルの専門店です。いろんな色、素材のものを使うといろいろ楽しめてよいのかもしれませんが、やっぱり統一感を大事にしたかったので、同じデザインのアートタイルに。洗面所はリビングからも見えるので、名古屋モザイクを使うことで見せても恥ずかしくないおしゃれでポップな空間になったのではないかと思っています。

うちのココがすてきで、ココがカワイイ。

パパは機能面でそつがなくて生活動線のよい家を作りたい。わたしはナチュラルカントリーのかわいい家が作りたいと思っていました。うちは地震に強く、断熱性が高く、オール電化のスマート住宅になっていて、主人の希望はほぼクリア。家のデザインは私に任せてくれました。レンガ色の瓦と上げ下げ窓のある外観から、とってもかわいい我が家です。お気に入りのウッドワンのキッチンをはじめ、そのキッチンに遊び心で付けてもらった小窓、2階の廊下のアクセントに作ったポップな色も楽しいクライミングウォール、ナチュラルカントリー調のトイレ、雨の日でも洗濯物が干せるサンルームなど、家中が大好きポイントでいっぱいです。

将来、こどもたちが部屋にこもらないように。
リビングダイニングにカウンターデスク。

対面キッチンからも見える場所、ダイニングテーブルのそばにカウンターデスクをつくりました。妻が家計簿をつけたり、本を読んだり、こどもたちがぬり絵や勉強をしています。ここにカウンターデスクをつくったのも、できるだけ自分の部屋ではなく、ここで勉強してもらいたいと思ったからです。それに、子どもはいずれ出ていくだろうと思って、2つあるこども部屋はあえて広くとらずに4畳半。過ごしにくい狭い部屋にして、わざとリビングに来させる戦略です。だって、大きくなってもみんなで一緒にリビングで過ごしたいじゃないですか。

なんでもないようだけど、すごく便利。
キッチンカウンターに
つくってもらった戸棚や絵本棚

うちはダイニングテーブルの上に、調味料やお菓子などをついつい出しっぱなしにしてしまうので、それを解消するためにキッチンカウンターに戸棚を作ってもらいました。奥行きは15センチぐらいですが、ぱっと片付くし、これがなかなか便利。扉を閉めると見えません。うまく片付くといえば、キッチンの横につくったブック棚。絵本を入れて、こどもたちが取りやすいようにしています。読み終わったらここに片付ける習慣がつきました。わたしたちは最初、どんな家をつくりたいかを考える時に、自分たちが持っているモノを全部書き出して、それを新しい家のどこに収納するかを決めました。1年半暮らして実感するのは片付け先がちゃんとあると、家は片付くということです。

将来、こどもたちが部屋にこもらないように。 リビングダイニングにカウンターデスク。

対面キッチンからも見える場所、ダイニングテーブルのそばにカウンターデスクをつくりました。妻が家計簿をつけたり、本を読んだり、こどもたちがぬり絵や勉強をしています。ここにカウンターデスクをつくったのも、できるだけ自分の部屋ではなく、ここで勉強してもらいたいと思ったからです。それに、子どもはいずれ出ていくだろうと思って、2つあるこども部屋はあえて広くとらずに4畳半。過ごしにくい狭い部屋にして、わざとリビングに来させる戦略です。だって、大きくなってもみんなで一緒にリビングで過ごしたいじゃないですか。

なんでもないようだけど、すごく便利。 キッチンカウンターに つくってもらった戸棚や絵本棚

うちはダイニングテーブルの上に、調味料やお菓子などをついつい出しっぱなしにしてしまうので、それを解消するためにキッチンカウンターに戸棚を作ってもらいました。奥行きは15センチぐらいですが、ぱっと片付くし、これがなかなか便利。扉を閉めると見えません。うまく片付くといえば、キッチンの横につくったブック棚。絵本を入れて、こどもたちが取りやすいようにしています。読み終わったらここに片付ける習慣がつきました。わたしたちは最初、どんな家をつくりたいかを考える時に、自分たちが持っているモノを全部書き出して、それを新しい家のどこに収納するかを決めました。1年半暮らして実感するのは片付け先がちゃんとあると、家は片付くということです。